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 六月四日夜、拙者はほんの気まぐれで単身乗り込み失敗していた二つの難関を、厚かましくも友人にご協力を依頼し、突破しようとしていた。
 ひとつはここでの失敗記事を読まれた恩人・大辰殿の有難いお申し出もあり、ご同行願えることになった「限界突破・三十五段まで解放作戦」である。やはり拙者と同じ三十段手前であるちけた殿、タニア殿にもお声掛けしたところ快くご同行いただけることになった。経験豊富な先輩・大辰殿、そして共に修行を続けるお仲間がいるということはこの上ない喜びと心強さである。
 そしてもうひとつ、拙者が二十四段の頃、ふらりと入り込んだ洞窟でこのままいけるところまで行ってみるか、と突き進んで行った結果三層途中で孤独の挫折を経験した水鏡の洞窟である。こちらには先日の会談の際に、攻略済みのちけた殿とタニア殿にお話し、お仲間のべっく(BECK)殿、十六夜 紅真殿にもご同行いただけることになっていた。
 まずは大辰殿のその日の予定が未定であるとのことだったので、先に洞窟へ入ることになった。御用のあったお仲間の到着を待ってちけた殿ご一行も駆けつけて下さった。洞窟入り口の草陰に死んだ振りをして隠れていたのだが、タニア殿にあっけなく見つかった(笑)
一行は拙者(重)、ちけた殿(壮)、タニア殿(巧)、べっく殿(念)、十六夜 紅真殿(重)の五人。まずはタニア殿とちけた殿を先頭にいけるところまで走って行きましょう!ということになったのだが、入ってしまうと敵を避けたり逃げたりしながらの迷走なので誰が先頭か後尾かわからない、という全員入れ替わり立ち代りの激走となったのであります(笑)人数もいるため敵の追撃も一人に集中せず、応戦する必要もないほどに逃げきれるのである。そして時折、であるちけた殿が回復でダメージを消して下さるので有難い。
そんな方法で一気に三層を走りぬけると水鏡砕熊が現れた!
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ぬお~~~~っ!急いで駆けつけ皆に加わり斬りつける。ほどなく、熊は我々の前に倒れこんだ。あっけない、というのが正直なところ。仲間がいるということは実に頼もしいものだ。
その後、樋越村へ戻りアリスと話し、拙者とべっく殿、紅真殿は古賀・虎町へ行き、坂上小十郎殿に任務完了を報告し、再びちけた殿、タニア殿の待つ樋越村へ戻った。
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 さて、どうしますかと話し合い、未だ大辰殿からも連絡が入ってなかったのでとりあえず八千矛に移動してみましょう、ということになり、残念ながらべっく殿、紅真殿とはここでお別れし、限界突破に臨むちけた殿、タニア殿と八千矛へ移動した。
 一度帰宅し、刀を限界突破させる一本(山草)だけ持ち、先日話しかけた五銅町の限界突破させてくれる男、刀の匠・威介の所へ走った。時間も遅くなっていたため初体験の三人で行ってみますかということになり、男に話しかけスタートしたまさにその時!!十石原西の入り口で拙者に直接、大辰殿からの伝令が入った!
「こんばんは」
おおーーー!大辰殿!
「今、ちょうどスタートするところです。来られますか?」
「いきます」
なんという絶妙なタイミングであろうか。今や走り出し敵を五連斬りしようという時であった。お二人に話し、大辰殿の到着を待っていただいた。
よし、これで揃った。我々にとっては心強い援軍の登場であった。
しかし、ここからが拙者の勉強不足で皆さんにご迷惑をかけることに・・・。
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 坂道を駆け下り、大辰殿の導きで十石馬を狩ることになったのだが、前回拙者はひとりだったために、とにかく五体斬ればいいとしか考えずに済んだので、本当の仕組みを理解していなかった。
自分のぶんの五体は斬り終わり、回復に回っていた壮のちけた殿、大辰殿が当然のことながら後からになったので加勢するのだが、複数で斬りつけた時に重撃の与えるダメージの大きさをセーブできずにとどめを刺してしまうことが数回あった。い、いかん、かえって足手まといになる。大辰殿、タニア殿にも促され、理解するが、あろうことか、ちけた殿のかうんとが0になってしまったという!もうしわけない!急ぎ、加勢、しかし一撃で止める。まうすの動きによっては己の意思と裏腹に連撃してしまうこともあり、まさに心は悶絶!
 しかし、ちけた殿のがんばりと大辰殿、タニア殿のバックアップで攻略し、戻る。

 続いて問題の七ツ石の猿山軍である。走り出す前にちけた殿がある方よりお預かりして来た差し入れの蕎麦と漬物が配られた。先日の伊里奈様との会話の中で、
「行く時を教えてくれればお作りしますよ」
と言って下さったことを思い出した。(ちけた殿と伊里奈様の正体の方はご友人である)
その場では拙者、初めて会ったその日にそこまでしていただくなど、誠に恐縮ですと申し上げたのだが・・・。なんという有難いお心遣い・・・。
斬影、不覚にも漬物が目に染み、満月が歪みましたぞ。
さて、全員腹も膨らみ出発。拙者があと一息のところで力尽きた場所である。大辰殿もここが問題とばかりに走りながらも細かい指示を出して下さる。拙者が突っ込んだ正面からのルートではなく左の方から回り込むルートを取った。さすが経験者である。拙者も一度経験したのでできるだけ左の隅の猿が少ないルートで進むと、意外にもすいすいと呂門どののいる場所へ。おそらく他の方の方へ猿が追撃してたせいもあるのだろう。呂門どのに証を預かり脱兎のごとく走り去るが、来た時のようにはいかず、今度は拙者にまとめて襲い掛かる猿ども!
ぱきん!
    折られた
その場で復活させてから、仲間の声が聞こえた。
ち「死に戻りありですか?」
大「だいじょうぶです。話かけた後なら問題ありません。」
えっ!?
まさに「ぎょえー!?」である。貴重なぽいんとを使ってしまった挙句に、皆が町へ瞬間移動して待つ間、拙者ひとり猿の追撃を振り切り、カラスを避け、わっせわっせとひたすら走っていたのである。

このげえむ設定、理不尽である(笑)

五銅町でお待ちかねのお三方に労われ、休む間もなく最後のに十石原東の六ケ所にいる狂双鹿・奇と狂双鹿・乱を倒しに走る。この難関、拙者はまったく理解する暇がなかった。えーい、ままよ、なるようになれ、だ。

鹿さんがたくさんいた。

はて?倒す鹿はなんという名だったか?
考えているうちになぜか拙者を追撃してくる鹿がいた。そうこうしてるうちに仲間の声では一頭倒し、二頭目にかかっていた。ようやく視界に皆の姿をとらえた時には鹿が横たわっていた。(汗)聞けば、どなたかによって先にだめーじを加えてあったようであったとのこと。
拙者、何もできなかった。再び走り出す一行。
走りながら「何もしてません」と嘆いた拙者に大辰殿が「そんなもんですよ」と慰めのお言葉。
うぅ・・・
ひたすら走りながら己の未熟さを心から嘆いた。
足手まといになったり、お待たせしたり、何もしてなかったり・・・散々な限界突破であった。
これを読んだ三十段手前の皆様、ぜひとも拙者の失敗の数々を反面教師になさり、予習をして臨んで下さい。
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的確な導きで初めての我々を引っ張って下さった大辰殿、ありがとうございました。おかげさまで突破できました。
ちけた殿、タニア殿、ご迷惑をおかけしてすみませんでした。「何かあったらお呼びください」とは言えなくなりました。しばらく引き篭ります(笑)
ただひとつ、言えることは・・・ご同行できた二つの珍道中非常に楽しかったです!
拙者の凹んだ心が癒えましたら、またどこかでご同行できれば幸いで御座います。
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